やや、あって。

「夏の風物詩、蝉は7年間地中のなかでくらし、太陽のもとにやっとでてこれたかと思ったら7日後には息絶えてしまう、、ああ命とはなんと儚いことよ」みたいなことひとは言うけれど、いやそれが蝉の生体だから、なんなら蜉蝣のほうが儚いんじゃないその名前からしてと思ったりして、でも人間におきかえてみたらそれってどういうことかしらと考えて、地中のなかというのはつまり子宮のなかみたいなことなのかな。子宮のなかにいる時間の365分の1くらいの時間だけ外にでてくらしてその間に子供をつくる。それではどれだけ妊娠期間があるかというとやっぱりその子供が外界で生きる時間の365倍となるので、その子の子どもはさらに365分の一しか外界で生きれなくなって、あれ、これで計算合っているのかしらなにせ数学には弱いものでなんて、とりあえず親より長く生きるのが孝行だよね蝉。子宮にいる時間より何倍もの時間外で生きられてその間道路をつくったり、竹とんぼをつくったり、子供をつくったりつくらなかったり、走ったり跳んだり、歌をうたったりしてとりあえず楽しかったり辛かったり悲しかったりするけれど、両親の卵子精子がうまく結合してくれてよかったねと思う日と思わない日があって、でもわたしは今日も生きていて、仕事をしたり死事する。とにかくもう書くつもりのないbjorkのエントリの消し方がわからないので、わたしは悩んでいます。